このところ、接遇ということをよく聞きます。
どの業界でも接遇が研修の必須になっていますね。
そこで敬語の使い方について。中年以上の人にとっては「あれっ?」と思う言葉が多いのでちょっと取り上げてみます。
あるファミレスで。
ウエイトレスの方がお茶を持って来られました。
「お茶の方です」と言ってテーブルに置いてくださる。こちらは「もう一方は?」と突っ込んでみたくなる。これ、若い人にはわかるかなぁ。
電話でも「専務の方は、ただいま席を外しております」
あらら。この『方(ほう)』って何?
昔なら「専務の〇〇はただいま席を外しております」と社内研修で教わったはずだけど。今は違うのかな。
日常的に、私たち中年以上の人間にとっては???の言葉が飛び交うものだから、若いスタッフの敬語が変なのも仕方ないかなと…。
でも介護業界はお年寄り相手です。
少なくとも普通の言葉で話してほしいと思うのですが、どんな言葉が普通なのか…。そのことも考えないといけないのかしら。
どのように話せば相手の方の気持ちをほぐせるのか、楽しく話せるのか、気持ちよく過ごしていただけるのか。それぐらいは考えて、人と接していきたいものです。