noyonoyo’s blog

老人ホームで感じたこと、気が付いたこと

老人食って?

老人ホームにいると毎回の食事でうんざりしていました。

歯が悪い方が多いので、柔らかい食事が中心になるのはまあ仕方がないけど。

ほとんど味がついてないような食事ってどうですか?

体のことを考えて、塩分や脂肪を抑えた食事が大半です。

でもそんなのほんとに食べたいのかな?

どうせ老い先短いなら、私だったら少々体に悪くてもこってりした味の濃いものも食べたい!

もちろん程度もんですが、少しぐらい味が濃くっても脂肪分が多くてもいいんじゃないのと思うんですが。こんなことを書くと炎上するかもしれないけど、おいしいものを食べて命が少々短くなってもあきらめがつくような気がする…。

高齢の方にお話を聞いても、もっとおいしいものが食べたいっておっしゃいますよ。

医学的な観点から、それは出来ませんって言われるとくやしいけど、どうすることもできません。

でもなぁ。特に朝食など、スタッフがいないという事情もあるのかもしれませんが、パンと牛乳、それにフルーツだけとか。ひどい施設ではパンと牛乳。あるいはおかゆと小さな梅干しひとつ、それに牛乳だけとか。

高級な老人ホームならもっと豪華な食事かもしれないけど、私が働いていたそこそこ(何を以てそこそこかはわかりませんが)の施設ではそうでした。食費は一か月4万円強ぐらいかな。昼食・夕食とも一応カロリーは計算されたものではありますが、おいしいものではないでです。

いいじゃないの。これ以上寿命を延ばすより、おいしいものを食べて寿命が短くなっても…と思うのは私だけ?