誰しも住み慣れた家で、家族に看取られて逝くことを願っておられます。
家族もできればそうありたいと思うのでしょうが、現実は…。
誰しも歳をとると体が弱ってきます。病気になることもあります。車いす生活を余儀なくされるかもしれないし、認知症状がでるかもしれません。
いったいいつまで続くのか。先の見えない介護生活が始まります。
明日までか、一か月後か、あるいは何年も介護をしなけければいけないのか。
それでも家族でやると決めて、やりきった方もおられます。
世間の目を気にして、家族で何とかしようと気を張っておられる方もいらっしゃいます。
介護のネグレストや家族による虐待もめずらしい話ではなくなっています。
悲しいことですが。
でも介護者は疲弊しています。
ショートステイをうまく利用したり、老人ホームの入所を考えるのは恥じることではありません。
医療医機関や地域の保健課に相談しましょう。
介護者が心を病む前に。