ヘルパーの研修中は、ほとんどだれもがよい介護を目指して勉強します。
でもいざ現場に出てみると。
実際の現場では、はっきり言ってきれいな仕事ではありません。
尿失禁で全更衣。便失禁でベッドのシーツまで汚染…、トイレ内も弄便でぐちゃぐちゃ…、なんてこともざらにあります。わかっていても心が折れてしまいそうになることもしょっちゅうです。
でも「ごめんなさいね」と利用者の方から言われ、処理のあとは「ありがとう」と言ってもらえると本当にうれしいものです。
その言葉がほしくて仕事をしているといっても過言ではありません。
「あなたのおかげで気持ち良く生活できる。いつもありがとう」。なんて声をかけていただくとヘルパーになってよかったと思います。
そういった声をいただくために、利用者の気持ちを考えて、よく話を聞いて仕事をしたいものです。もちろん自分も褒めてあげましょう。
せっかくヘルパーになったのだから。
今日もよくやった。がんばれ私。『ありがとう』のために明日もやるぞっ!